迎える準備のとき・・・          大音雅子

クリスマスまでほぼ一か月、カトリックでは12月1日(日)から待降節(イエス=キリストの降誕を待ちのぞみ、準備をする期間)となります。昨日校長先生が朝礼でお話しされた中からヒントを頂き、「迎える準備のとき」というタイトルで文章を始めさせていただいています。

信愛でも12月21日にはクリスマス・ミサが行われますが、一昨日の百人一筆に神出先生が紹介されたようにクリスマスに向けての準備がすでに始まっています。生徒一人ひとりが心の準備を表したカードを貼り「心の花束」を各クラスで作成するとともに、クリスマス献金の準備もします。例年「世界の貧しい子供たちのために」カリタスジャパンを通じて献金を行っていますが、「先ごろ大きな被害をもたらしたフィリピン台風の被災者にも何か気持ちを表したい」との生徒会からの呼びかけもあり、今年は二つの想いを持って献金の準備をすることになっています。

さて、もう一つ目に見える形でのクリスマス準備がエントランスにセッティングされた馬小屋の飾りになります。今年は新校舎になって初めてのクリスマスですので、来校されるお客様のみならず、エントランスの大きなガラス越しに登下校する生徒たちも毎日目に留め、クリスマスに想いを馳せてもらえればと願いながら、場所を選びました。本日の添付画像も合わせてご覧ください。

今は、クリスマスを待ち、その準備をする時期ですが、そろそろ新年を迎える準備も重なってまいります。しかし、学校ではセンターを2か月後に控えた高3生が、いよいよ春に旅立つ準備をする時期となり、彼女たちはクリスマスもお正月も関係ない日々となるでしょう。それと同時に今、学校は新しい生徒の皆さんをお迎えする大切な時期とも言えます。何を待っているかによって、ワクワク感・ドキドキ感・ヒヤヒヤ感・・・さまざまな気持ちを抱きながら、準備をすることになりますね。

明日、本校では入試学校説明会を開催させていただくことになっています。午前10時より高校入試、午後2時より中学入試の説明会となっています。勤労感謝の日で祭日ではありますが、現役生徒も皆さんのお迎えをさせていただき、経験談をお話しさせていただく場も設けておりますので、ぜひ学校に足をお運びくださいますよう、よろしくお願いいたします。

それぞれが迎えるものに対して充実した「準備のとき」となりますように・・・。