北野 正和先生

信愛では、今日から生徒たちは、2学期末考査を終えて、今学期の締めくくりの授業を受けています。
さて、私事ですが昨日の日曜日、私の住んでいるハイツで年末の大掃除がありました。住民全員で、雪の寒い中、「もう年末ですね。早いですねー。」とかいいながら、1年の汚れをセッセと落としました。・・・数時間後、大掃除を終わって、みんなで、多量の掃除用具(モップ・ブラシ・バケツなど合計100点以上はあったかな?)を1つロッカーの中に片付けようとしましたが、入っていたはずの掃除用具が入りきれませんでした。仕様がなかったので、もう一度、掃除用具を出して、バケツ・モップなど同じ種類のものをきっちりまとめてから入れると、きれいに入ってくれました。
私は、脳の中に入れる多量の学習内容もこれと同じだなと思いました。みんなが期末考査でがむしゃらにつめこんだ学習内容は、おそらく脳の中で散らかっていて、今にも外に飛び出しそうな状態(つまり忘れてしまう状態)になっていると思います。一度テストが終ったこの時期に、脳に拡散している内容を内容別に集約して、整理してみてはどうですか?きっと、テスト勉強の時に解らなかったことが理解できたり、すぐ忘れてしまう内容も長期の記憶の知識になったりするはずです。
年末に身のまわりの整理整頓と一緒に、是非、自分の脳内整理もして下さい!