櫻井 桂子先生

関東の大学に進学した生徒が久しぶりに顔を出すと、必ずと言っていいほど「和歌山弁」が通じないという話になります。「そんなことようせんわ」→「『よう』ってなあに?」「私、こっちしか好き」→「?しか?」など。ちなみに「自転車つく」もわかってもらえないみたいです。自転車は「押す」のですね。
信愛では毎日、和歌山弁が炸裂しています。FMバナナで朝の7:55から放送されている「朝の和歌山弁講座」も大人気。「ほやさけ、せんど言うたろが。きかんさけじょ。(だから、何度も言ったでしょう。言うことを聞かないからですよ)」「並べるよりつらくるしか、ええんちゃうか(並べるより吊すほうが良いのではないでしょうか)」「ジャーのご飯、すえてもて食べられへんわぁ(ジャーのご飯が傷んでしまって食べられないです)」など。あなたはどのくらい意味がわかりましたか。まったりほっこりの和歌山弁が飛び交う中、今日も楽しく、忙しい一日が終わりました。