特別活動「茶道体験」

8月6日(土)、特別活動「茶道体験」を行いました。
今回ご指導くださるのは、本校茶道部の千賀祥一先生です。お忙しい中、私たちのためにありがとうございました。

まず、和室での綺麗な座り方、お辞儀の仕方を教えていただきました。続いて、袱紗(ふくさ)のさばき方を学び、今回は各自でお茶を点てていただきました。
床の間に「和敬清寂」という掛け軸がありました。茶道では、「和(なご)やかに」「相手を敬う」「清らかに」「心静かに」ということが、大切にされているそうです。これは、私たち一人ひとりが大切にしたい心でもあります。
一期一会の茶道体験、忘れられない時間になりました。

感想を紹介します。

・心を落ち着かせて茶道ができ、奥深いことも知れ、とても良い時間になりました。

・日本の伝統的なことにチャレンジしたいと思っていたのでとてもうれしかったです。

・お茶を出すときやその準備をするのは、相手に喜んでもらいたいという気持ちがたくさん含まれているんだと思いました。言葉にしなくても相手に素敵な気持ちを伝える方法として茶道があるのが、なんとなく日本ぽくて綺麗だと感じました。

・一日しか咲かない花をいけて命の美しさを表したり、お香をたいて香りで安らぎを感じたりできるという、そんなこだわりがあったんだと初めて知りました。

・道具の扱い方や茶室に生けてある花、作法の一つ一つに人の気持ちが関わっていることを知って、四百年の茶道の歴史の一端を肌で感じた。

・あっという間に時間が過ぎました。先生のお話を聞いているとき、お菓子を食べているとき、お茶を点てているとき、何も考えず、ただ一つ一つに集中しようと思えたので、すごくリラックスできました。もっとこの空間にいたいなと思いました。

・先生もとても優しいお方で、茶道の時間という特別な雰囲気をしみじみと感じられ、お茶菓子もとてもかわいらしく、自分で点てたお茶はとても美味しかったです。

・茶道の中でする一つ一つの行動が、相手を思いやっていてすごく素敵だなと思いました。先生の話されることがどれも素敵なことで、全部がとても新鮮で楽しかったです。