3月23日(土)関西学院大学にてSGH甲子園が行われ、高校1年生の18名が参加しました。
SGH甲子園とは、関西学院大、大阪大、大阪教育大の主催で、SGH指定校およびSGHアソシエイト校に通う高校生を対象にした課題研究発表会で、本校も高校1年生の「探究基礎」における4つの優秀班の代表者が研究成果ポスタープレゼンテーション部門に参加しました。
当日は全国から100校を越える学校が集まり、大盛況。ポスタープレゼンテーション部門では全部で4回プレゼンを行う時間が設定されていましたが、参加した生徒全員が必ず1度は発表を行い、貴重な経験を積むことができました。発表の内容に関しては、5分の発表時間で4つの班の研究成果を発表する形式をとったため、少し内容的には薄いものとなってしまいました。どうやらSGH甲子園では、学校から選ばれた1つの班に研究成果をしっかり報告させるというプレゼンテーションが一般的なようでしたが、多くの生徒に貴重な経験を提供もしたいという思いもあり、選択が難しいところです。
さて、プレゼンテーションの空き時間には、他校のプレゼンを見に行くこともでき、まるで母語かと思うような英語プレゼン、のびのびと楽しそうに自分の言葉で研究成果をプレゼンする同年代の生徒たちの姿に大きな刺激を受け、「来年も参加したい!」という声が多数聞かれました。このような出会いはやはり生徒の心を大きく揺さぶるようです。
実は、SGH甲子園にはポスタープレゼンテーション部門の他に、研究成果プレゼンテーション(高校2年生のチームが応募しましたが、残念ながら予選落ち)、ラウンドテーブル型ディスカッションという部門も設けられています。今年度のラウンドテーブル型ディスカッション部門では本学の高校2年生も取り組む「女性の社会進出」に関するテーマでの議論も行われていたため、次年度はそちらに参加する生徒も募ってみたいと思っています。