先日の3月9日(土)の放課後、「アジア高校生架け橋プロジェクト」ホストファミリー募集説明会を、文部科学省の委託を受けた本事業の実施団体であるAFS日本協会の方をお招きにして、新高校2年生の希望者に対して実施しました。
「アジア高校生架け橋プロジェクト」とは、日本政府が日本語を学ぶアジアの高校生たちに、10ヶ月間日本で暮らせる機会を、5年間1000人規模で提供するプロジェクトになります。すでに今年度第1期生が全国の様々な学校に来日していますが、次年度の8月末からの第2期生に対して、本学が和歌山県で初めてホストスクールとして名乗りをあげることとなり、ホストファミリーを募集することになりました。
本学としてもこれまでにこれほど長期間に渡って、留学生を受け入れた経験はほとんどありませんので、不安もありますが、来日する留学生は、母国での成績が非常に優秀で、将来はそれぞれの国でリーダーとなるような学生です。そのような留学生とともに生活をし、ともに学ぶことは受け入れ生徒にとって必ず貴重な経験となることでしょう。
また、日本人が英語を学ぶにあたっては、どうしてもネイティブのようにならなければならないという強迫観念が強く、そのせいで英語を苦手にしてしまうことがあるそうです。そのため、「英語を学ぶ」という点においても、英語を母語としていない留学生とともに成長していくことができるはずです。
今回のホストファミリー募集では、まだ8ヶ月の期間全てを埋めることはできませんでした。ぜひ新入生のご家庭もホストファミリーの受け入れについて前向きに考えてみてください。