GAC(Global Activity Club)全国高校生マイプロジェクトアワード2018関西大会報告

2月10日(日)GAC(グローバルアクティビティークラブ)がカタリバ主催「全国高校生マイプロジェクトアワード2018」関西大会に参加してきました。年々規模も大きくなり、今回は50プロジェクト以上のチームが参加、今や高校生の身近な所に探究学習があることが強く感じられました。

さて、関西大会では、学校部門で参加したチームを6チームごとに9つのブロックに分けてプレゼンするのが1次予選。その中で、1位になると2次予選に進出できます。2次予選は1次予選を通過した9チームを3つに分け、その中で1位となれば全国大会!関西大会から学校部門で全国大会に行けるのはたったの3チーム。なかなか険しい道のりです。
信愛GACチームは、Bブロックの1番最初の発表。前日の最終練習ではまだまだ物足りなさが感じられたのですが、本番では最高の出来といえる発表を見せました。昨年のアワードで、審査員の方からいただいた「あなたたちは、先輩のプロジェクトを受け継いだだけで『My』プロジェクトじゃない」というご指摘を踏まえ、常に自分たちの活動に自問自答しながら進めてきた日々がよく伝わるプレゼンを本番で行うことができました。

残念ながら、1次予選を通過することはできませんでしたが、今年度は審査員の方から「『探究』という点においては、このブロックの中において1番深かった」というフィードバックをいただき、生徒たちは非常にうれしそうでした。それと同時に「私たちに今回足りなかったのは自分たちの活動に対する熱量」と同じブロックから2次予選に進出したチームと自分たちの差をしっかり次の課題として認識していました。「探究」のサイクルがしっかりと回っています。なお、GACメンバーにも熱量は当然ありましたが、それをしっかり表面に出すという点には差があったかもしれません。

なお、マイプロのすばらしい所は競い合うことがメインではなく、同じようにマイプロを持ち、それに向かってひたむきに活動してきた他校の生徒と交流ができるところ。信愛生は、本気で活動する人と関わる時グッと成長します。今年度も少し離れた所から見ていても生徒たちが刺激を受けているのがよく分かりました。「今後のために…」と高1生2名も観戦者として同行していましたが、最後は自分たちから発表者のグループに混ざり込み、学びを共有してもらっていました。もっと多くの生徒にこの学びを届けたかったのですが、会場は人でいっぱい。マイプロの認知度は年々高くなっていますが、学内で得がたい学びに出会うため、今後ともチャレンジしていきたいと思っています。