12/24は午前中、カンボジアで働く日本人の方3名に会いに行きました。
最初は、カンボジア研修1年目からお世話になっているクラタペッパーの倉田さんです。
倉田さんからはご自身がカンボジアでお店を立ち上げることになった経緯だけではなく、カンボジアの今と昔、これからについて聞かせていただきまささた。長くカンボジアで暮らされている倉田さんだからこそ、そのお話の内容にとても説得力がありました。価値観の違いはもちろん、その違いをどう乗り越えてグローバルな人材になるべきなのか、というお話も聞かせていただきました。
次に、プノンペンでSANCHAというパン屋さんを経営されている奥田さんを訪ねました。
今回はインタビュー形式で生徒のみんなから質問をさせていただきました。奥田さんからもカンボジアでパン屋を始めることになった経緯や、カンボジアの方をスタッフとして教育することの苦労とやりがいなどを聞かせていただきました。あまり時間がなかったのですが、最後にパンを買わせていただき、キリングフィールドの見学前に昼食としていただきした。
最後はJICAで働く眞野さんです。お嬢さん方もインタビューに参加してくれました。
眞野さんからはJICAで働くことになった経緯や、カンボジアの方の家族観、職業観などを聞かせていただきました。特に「早くにやりたいことを見つけられると、ある程度の長さそれに携わることができ、なおかつ一生のうちにネクストステージに進む時間的余裕もある。だから高校3年生から大学4年間との5年間はとても大事なので、無駄にしないで。」というメッセージがありました。これは一人一人に深く響く言葉だったように思います。
昼食後はキリングフィールドの見学に行きました。
それまでとても元気だった5人ですが、この場所と歴史の意味を考え、とても神妙な面持ちでした。特にいつも明るい現地ガイドのソタさんが、この時ばかりはカンボジア人として歴史を語るその様子に、生徒のみんなは決して過去のことではない内戦と虐殺について知ることができたのではないかと思います。
その後はバスで約2時間移動し、チョンケリー村というところに行き、シスター橋本と合流しました。ちょうどクリスマスミサの最中だったので、途中から参加させていただきました。言葉はわかりませんが、クリスマスミサには慣れている?ので、雰囲気で流れを理解できました。その後クリスマスパーティーが始まり、夕食の最中に開場にいた子供たちと仲良くなりました。
そして、いよいよダンスの披露です。照明や音響など、タイミングが合うか心配でしたが、うまくいき、会場は大盛り上がりでした。
そして会場を後にし、修道院に向かい、12/24の行程はこれで終了です。