12/23、朝10:30の飛行機で関空を出発し、タンソンニャット国際空港(ホーチミン)まで約6時間、乗り継いでプノンペンまで約1時間、計7時間の空の旅でした。機内ではここぞとばかりにみんな冬休みの宿題をしていました。しかし、朝が早かったこともあり、また機内の薄暗さも手伝って、途中から脱落する人多数でした。機内で黙々と宿題している様子がおもしろいのか、近くの席のベトナム人の方に何をやっているの?と聞かれ、生徒のみんなは「漢文ってなんて説明すればいいのだろう」と知恵を出し合っていました。
新着情報にも写真を載せましたが、プノンペンの空港には現地のガイドさんが迎えに来てくれていて、バスに乗るなりみんなカンボジアについてさまざまな質問をしました。みんなこんなに聞きたいことがあったのか・・・とその活発な様子に少し感動しました。そうこうしているうちに晩御飯のレストランに到着しました。川辺のとてもステキなロケーションで写真撮影がなかなか終わりませんでした。
食事の後はナイトマーケットを少し見学し、その後イオンに行ってAMAZING CAMBODIAというお土産専門店を経営されている渡辺さんという日本人女性に会いました。渡辺さんからはカンボジアでお店を始めることになった契機や、お店を経営する上でのやりがいなどを、またそのお店で働くカンボジア人スタッフの女性からはカンボジアで女性が働くことの意味など、職業観についてさまざまなお話を聞かせていただきました。日本を離れている日本人の方からお話を聞くと、あらためて日本人の職業観がよくわかり、何のために働くのかということ考えさせられました。
渡辺さんのお話の中で、「しんどいことから逃げて楽になるよりも、しんどいことを乗り越えて成長した自分に会えることの方が楽しみ」というお言葉がありました。たまたま飛行機の中で何人かと進路の話をしましたが、これから進路を決めていく、あるいは自分の思いを周りの人に認めてもらわないといけない人にとっては、勇気をもらえる言葉だったのではないかと感じました。渡辺さんをはじめ、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
12/23の行程はこれで終了です。ホテルに戻ってから翌日のクリスマスミサ・パーティの出し物の練習を少しだけして、みんな早くに就寝しました。