カンボジア研修旅行最終日を迎えております。ただ今シェムリアップの空港ですが、飛行機は少し遅れています。
さて、昨日は朝からカンポートの郊外の村へ。
まずは、平和の村を訪問しました。
平和の村は、障害を抱えた人やHIVの患者とその家族が生活している施設になります。
お菓子や文具などを渡しましたが、生徒たちは複雑な気持ちになったようです。
その後は、現地のカトリック学校である聖フランシスコ中学高等学校へ。
中学生の英語のクラスに混ぜていただき、少し英語を教えるという形で交流しました。
語彙量や文法力は参加生徒たちの方が圧倒的に優れていますし、発音なども癖がありますが、まだ英語を習い始めたにもかかわらずとにかく一生懸命話をしてきますし、学びたいという気持ちが強いです。
その後、現地の学校の給食を体験させていただき(実際のところは私たちに気を遣ってくださり、本当の給食よりも相当によい食事を用意していただいたのですが…)、
その時に先生からうかがったのですが、地域などで格差はあるものの年々カンボジアでは教育環境が整ってきており、この聖フランシスコ中学高等学校はかなり優秀な私立学校で生徒たちは10倍の難関を乗り越えて入学しているとのこと。学ぶ意欲も高くカンボジアの子どもたちはすごい勢いで学力をつけています。本当に日本もうかうかしていられないと痛感しました。
最後はみんなで記念写真です。
その後は障害などを持ったカンボジアの人たちが生活することができるようにと上智大学などが支援している「BANTEAY PRIEB」という施設を訪問し、その方たちが作った小物を購入しました。
これは来年度のわかば祭の時に「GAC」で販売するつもりです。その利益は次年度の研修旅行でまたシスター橋本先生に届けるつもりですので、皆さん協力してくださいね。
その後はプノンペン市内で夕食だったのですが、ものすごい渋滞(プノンペンは昨年訪れた時とすでに大きく変わっており、カンボジアのすさまじい経済発展をひしひしと感じました)に巻き込まれ、このままでは次の訪問地シェムリアップへの飛行機に間に合わないということで、急遽空港で食事。
ここまでお世話になったガイドのソタさんともお別れして、シェムリアップへと向かいます。
(実際は飛行機の出発が大幅に遅れ、シェムリアップに着いたのは23時でしたが…)
次回は最終日の内容について報告します(が、年明けになりそうな予感です)。