7月20日に本校の高校1年生、高校2年生の100名を対象にサイエンスダイアログを実施しました。
「サイエンス・ダイアログ」は、JSPS(日本学術振興会)のフェローシップ制度により来日している、優秀な若手外国人研究者(JSPSフェロー)が高等学校等を訪問し、英語で研究に関するレクチャーを行うプログラムです。
大学で活躍している若手外国人研究者から、英語で研究の話を聞くという経験が、生徒たちに大きな刺激を与え、研究への関心・国際理解を深める機会にしたいと考え、昨年に引き続き今年も和歌山信愛で実施しました。
今年は名古屋大学大学院生命農学研究科のMarie Capron博士(国籍:フランス)により、「Science dialogue program, Japan Society for Promoting Science」という演題で講演していただきました。
フランスの学校制度の話や研究者を目指したきっかけ、現在名古屋大学で研究している樹木の細胞構造についてのお話などを英語で伺いました。
生徒たちにとって英語で科学の専門的な話を聞くのは大変だったと思いますが、同行者の名古屋大学 山本浩之教授の丁寧でわかりやすい解説もあり、講義後の質疑応答は生徒はもちろん教師も含めて英語や日本語で大変活発に行われました。
実施後のアンケートでは、内容は難しかったという意見が多かったのですが、「科学に対する興味が高まった」や「このような機会があれば再度講演を聞きたい」という回答も多かったです。
科学の世界は国境を越えて、豊かに広がっていることを感じてもらえることができたと思います!