「ロケットガール」ロケット打ち上げ!「はやぶさ2」軌道解析天文学会で発表しました!

こんにちは。SGH委員会の佐藤佳子です。

今回はSGHの理科の取り組みについてご紹介します。
「ロケットガール」は、ハイブリットロケットの設計・製作から打ち上げにいたるまですべて高校生自身の手で実現する教育プログラムです。この「ロケットガール」のプログラムは和歌山大学宇宙教育研究所長の秋山演亮教授のご指導のもとに今年は信愛生を対象に実施していただきました。
今年は信愛の高校1年生18名が参加しました。この18名はA~Cの3グループに分かれてそれぞれロケットを作成しました。この活動ではロケットを作る能力だけでなく、チームで活動するマネジメント能力も重要となります。
毎日の授業やテスト勉強、宿題も頑張りながら、限られた時間のなかで本当にみんなよく頑張ってロケットを作成しました。ロケットガールのみんなが自分たちで話し合って考えて作って笑って・・とても楽しそうに生き生きと活動している様子もとても素敵でした。
そして3月13日、コスモパーク加太で打ち上げ!
C班は打ち上げ成功!しかも例年に比べると飛距離も上々でした。(ただしパラシュートは開かず)A班,B班は機体の重心がずれていたり、尾翼が折れたりとトラブルにみまわれ、後日打ち上げとなりました。(打ち上げの写真は発射スピードが速すぎて写真にとることはできませんでした・・・)
このプログラムでは先生は初めからロケットのつくり方は教えてくれません。まずは信愛生が自分たちで考えるところから始まります。自分たちで考えて必要なことやわからないことや困ったことを具体的に伝えれば先生や大学生たちが熱心にやり方を教えてくれます。このような体験はこれからのグローバルに活躍する未来を担う女性としてとても大事なことだと思います。
もうひとつ「はやぶさ2の軌道解析」について信愛の高校2年生が天文学会ジュニアセッションで研究発表を行いました!こちらについての詳細は信愛のHPの新着状況をご覧ください!!ちなみに高校2年生が考えたこの研究発表のタイトルは「はやぶさ2の受信電波から感じるスイングバイ」です。このタイトル個人的にとってもいい!!と思っています。リケジョの素晴らしい感性がよくでてると思いませんか?