12月15日の午後、高校1年生が「地域に関する課題」について5月から研究してきた成果を発表しました。SGHアソシエイト校に指定され、初めて運営した企画。運営する側も手探りではありましたが、ワークショップ、フィールドワーク、ポスターセッション、パワーポイントの資料作成、発表練習を経て、何とかこの日を迎えました。
この日は「南海大地震が起こった際にいかにして身を守るか」について考えた「地域防災」、「まちなか地域にいかに恒常的なにぎわいを作り上げるか」について考えた「地域経済」、そして「世界農業遺産という付加価値をいかに活かして梅の消費を拡大させるか」について考えた「産業課題」の3つの分野が発表を行いました。
まだまだ発表形式に慣れていない所もありましたが、内容や発表資料などSGHアソシエイト校の第一段階を締めくくるにあたっては、すばらしいものとなったと思っています。
来賓の方々からも「中間発表からの上積みがあった」「具体的かつ広範囲にわたって考察・提案できている」、「この研究期間が終わってしまったからといって、このままやめてしまってはもったいない」などなど、過分な評価をいただきました。
このような活動を行う価値そしてやりがいの一端が生徒たちに届くことを願っています。17日は残る「地域医療」の発表です。他の班の頑張りに触発されて、きっともう一段階現状のプランをブラッシュアップしてくれることと期待しています!